最終更新日:2022/08/26
【2021年】レーザープリンターのおすすめ人気ランキング10選
プリンターの市場をインクジェットプリンターとともに二分しているのがレーザープリンターです。こちらでは、レーザープリンターの基本的な仕組みや特徴、実際に製品を選ぶ際に意識すべきポイント、さらに2020年おすすめのモデルについてお話しします。
レーザープリンターとは
現在流通しているプリンターのなかで代表的な種類といえるのがインクジェットプリンターとレーザープリンターです。近年は作業効率やコストの点から、オフィス用、家庭用ともにレーザープリンターが普及しています。まずは、レーザープリンターの簡単な仕組みや特徴について知っておきましょう。
インクを紙に吹き付けて印刷するインクジェットプリンターに対し、簡単にいえばスタンプを押すようなかたちで印刷するのがレーザープリンターです。スタンプに該当する部品は、正確にはドラムと呼ばれています。インクジェットプリンターのインクに対して、レーザープリンターではドラムに溶かして圧着させる「トナー」と呼ばれるインクを使用します。
トナーを溶かすためには熱が必要です。この熱を発生させるためにレーザーを使用します。簡単ではありますが、これらがレーザープリンターの仕組みです。
トナー溶解のためにレーザープリンターでは大きな電力を消費します。そのため、電気代がかかってしまうのがレーザープリンターの難点です。近年はこの問題点を解消したモデルも多数リリースされています。
以下では、レーザープリンターの特徴についていくつかの項目に分け、もう少し詳しくお話しします。
レーザープリンターの特徴
トナーをドラムで圧着させて印刷
上述したとおり、レーザープリンターではインクの代わりにトナーを使います。熱によってトナーを溶かし、用紙に圧着させるのがレーザープリンターの仕組みです。
インクジェットプリンターはその性質上、インクの水分によって紙がふやけてしまうことがあります。反面、色彩が美しく、レーザープリンターにはできない表現ができますが、紙の耐久性が落ちてしまうのが難点です。印刷する内容によっては普通紙では失敗してしまうこともあります。
対して、レーザープリンターはそもそも印刷方式が違うため、用紙にダメージをほとんど与えません。印刷内容に関わらず、普通紙で問題なく対応できます。
印刷物が滲まず、丈夫
インクジェットプリンターによる印刷物は、印刷した後の取り扱いにも注意が求められます。印刷直後のインクは水分を含んでいるため、ちょっとした刺激で滲んでしまうことがあるのです。乾く前の着色部は水分で耐久性が落ちているため、破損にも気を付けなければなりません。
対してレーザープリンターの印刷物は色が滲まず、耐久性に優れています。出力した直後に印刷表面を軽く刺激しても問題ありません。印刷物を立て続けに重ねても問題ないため、大量の資料作成に適しています。
また、レーザープリンターによる印刷物は長期間保管しても問題ありません。請求書、契約書など、長期間の保存が求められる書類などは、レーザープリンターを使用して印刷することをおすすめします。
カラー印刷はインクジェットプリンターに劣る
インクジェットプリンターは10種類以上のインクを配合することで、無数の色を作ります。そのため、色の再現力が非常に高いことが特徴です。カラー原稿の色を忠実に再現できます。
対して、レーザープリンターで使用されるのは基本的にシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色のみ。色彩の再現能力はどうしてもインクジェットプリンターに劣ります。簡単なカラー資料程度であれば問題ありませんが、画質が求められる資料やクリエイティブな印刷物などはインクジェットプリンターと比較すると見劣りするかもしれません。
反面、モノクロの資料やテキストに関しては、むしろインクジェットプリンターよりも読みやすく仕上がるでしょう。文字ばかりの資料であれば、下述する印刷速度と含めてレーザープリンターのほうが恩恵が大きいと考えられます。
スピーディーな印刷
プリンター・複合機を選ぶうえで非常に重要な判断基準となるのが、印刷速度です。毎月の印刷枚数が多くなるほど、印刷速度が業務効率に与える影響は大きくなります
基本的に印刷速度が速い機種ほどハイコストになりますが、想定される印刷枚数が多い場合は印刷速度が速いプリンターを選ぶことをおすすめします。
レーザープリンターは先述したとおり、ページごとにスタンプを作成して押していくような印刷方式のためインクジェットプリンターと比較するとスピーディーに印刷できます。大会議向けの資料作成、大人数が共有するオフィスなどにも適しているタイプです。
レーザープリンターの選び方
レーザープリンターの需要が高まるにつれて、各メーカーがラインナップを厚くしています。はじめてプリンターを導入する場合、どのモデルにすべきか迷ってしまうかもしれません。レーザープリンターだからといって特に選び方を変える必要はありません。基本的なプリンターの選び方を踏襲しましょう。導入現場に求められる性能を考え、以下のような要素から各機種を比較しましょう。
本体サイズ
モデルによって本体サイズは異なります。導入する現場によっては、レーザープリンターを導入することで極端に窮屈になってしまうかもしれません。家庭や小規模なオフィスに導入する場合、そもそも導入できるサイズが限定されています。
通常、メーカーは本体サイズをスペックとして公開しているため必ず確認しましょう。レーザープリンターはデスクに置けるサイズから、複合機サイズまで幅広く展開されています。可能であれば導入予定のスペースを計測したうえでモデルを選んでください。
本体サイズが小さければスペースに余裕がない現場にも導入しやすくなります。一方で、基本的にスペックとサイズは反比例関係にあるため、バランスをとるか、あるいはどちらかを妥協しなければなりません。
機能
一口にプリンターといっても搭載機能はさまざまです。最低限、パソコンに格納されているドキュメントを印刷できればプリンターと呼べますが、スキャナーやFAX、コピー機能を搭載した複合機タイプのものもあります。その他、オプションでさらに機能を拡張できるものもあります。
何も考えずただ多機能なモデルを選ぶのはおすすめできません。ドキュメントの印刷以外にどんな機能が必要なのか、導入前にしっかりと見極めましょう。多機能な機種ほど本体価格が高いため、持て余す機能が多ければコストの無駄になってしまいます。
多機能でもしっかり使いこなせれば無駄になることはありません。スキャナーによるペーパーレス化、業務効率向上など、ほかのコスト圧縮につながることもあります。
印刷速度
オフィスにプリンターを導入する場合、1枚だけ印刷するという機会は少ないかもしれません。資料作成などでは、通常複数枚の印刷を行います。複数人が立て続けに印刷を行うこともあるでしょう。
連続で印刷を行う場合に注目しなければならないのが印刷速度です。モデルによって連続で印刷した場合の速度は異なります。印刷枚数と印刷速度がアンマッチな場合、ストレスがたまるだけではなく業務に支障が出てしまうかもしれません。
各メーカーは必ずといっていいほど製品の印刷速度を1分あたりの印刷枚数で公開しています。プリンターを選ぶ際には、この印刷速度を必ず確認してください。価格帯によって印刷速度には大きな開きがあります。
また、ストレスレスに使うためには、ウォームアップタイムやファーストコピータイムも大切です。これらも上位機種ほど短縮されていく傾向があります。
接続方式
プリンターとパソコンの接続方式にも注目しておきましょう。各接続方式にはメリット・デメリットがあります。また、機種によっては対応していない接続方式もありますので注意が必要です。各接続方式の特徴についてお話しします。
①USBケーブル
無線接続が一般化している現在でもUSB接続はいまだに現役です。パソコンとプリンターの位置が近い場合は、最もわかりやすく、通信が高速で安定した接続方式といえます。画素数が高いカラー画像など、データ容量が大きい原稿の印刷では使い勝手が良い接続方式です。
ただし、接続できる距離が短いため、デスクそばにプリンターを置かないかぎり常時接続はできません。また、複数人でプリンターを共有する場合にも不便です。端末間をケーブルで接続するわずらわしさやレイアウト制限の問題もあります。
②無線LAN
パソコンとプリンターを無線で接続する方式としては無線LANが最も一般的です。とりわけ複数人がプリンターを共有するオフィスなどではこちらに対応したモデルが採用されています。
有線接続と比較すると接続設定が複雑な点が難点です。設置業者に接続設定までサポートしてもらうこともあります。
一般的に、無線LANでの接続には「インフラストラクチャーモード」と「アドホックモード」があります。インフラストラクチャーモードは無線ルーターを経由する接続方式です。アドホックモードは、パソコンとプリンターが直接通信し、原稿データを送ります。
③有線LAN
LANケーブルを用いてパソコンとプリンター間をつなぐ接続方式も一般的です。USBケーブルに対してLANケーブルはかなり長いものが販売されているため、距離の制限はそれほどありません。有線接続ということで、通信が安定している点も魅力です。ただし、無線接続が一般化した現在、利用される機会は減ってきています。
④Bluetooth
Bluetoothといえば、イヤホンやキーボード、マウスの無線接続規格として一般的です。プリンターの接続方式としても採用されています。パソコンとプリンターをダイレクトにつなぐ方式のため、無線LANルーターは必要ありません。
ただし、無線LANと比較すると通信速度が遅い点が難点です。原稿データの容量によっては印刷開始まで少し待つ可能性があります。
人気のおすすめモデル
以下ではプリンター・複合機業界を代表する富士フイルム(旧富士ゼロックス)(Fujifilm)、キヤノン(CANON)、ブラザー(BROTHER)、リコー(RICOH)の製品群から特におすすめしたいモデルをご紹介します。
DocuPrint C4150 d
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型番DocuPrint C4150 d
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メーカー価格※メーカーが提示している価格です298,000円~(税別)
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印刷速度
カラー:40枚/分
モノクロ:40枚/分
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富士フイルム(旧富士ゼロックス)(Fujifilm)は「DocuPrint」というラインでプリンターをリリースしています。「DocuPrint C4150 d」は印刷枚数40枚/分、A3用紙対応、高画質印刷が可能なLEDプリントヘッド搭載と、ハイスペックなモデルです。ICカード認証や紙詰まり防止センサーなどオフィス業務を意識した機能も多く、バランスの良いオフィスユースモデルといえます。
DocuPrint C5150 d
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型番DocuPrint C5150 d
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メーカー価格※メーカーが提示している価格です428,000円~(税別)
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印刷速度
カラー:50枚/分
モノクロ:55枚/分
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「DocuPrint C4150 d」は上述した「DocuPrint C4150 d」の上位モデルです。印刷枚数をカラー50枚/分、モノクロ55枚/分まで向上させており、その他のスペックはほとんど変わりません。50枚/分以上の印刷速度はコンパクトなレーザープリンターとしてはかなり高速です。
DocuPrint 3500 d
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型番DocuPrint 3500 d
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メーカー価格※メーカーが提示している価格です158,000円~(税別)
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印刷速度
モノクロ:38枚/分
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「DocuPrint 3500 d」はモノクロ印刷のみ対応のモデルです。片面38枚/分の高速印刷ができます。無線接続、A3対応など資料など印刷するプリンターとしての性能は申し分ありません。オフィスの共有プリンターとしておすすめです。
DocuPrint 4400 d
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型番DocuPrint 4400 d
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メーカー価格※メーカーが提示している価格です218,000円~(税別)
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印刷速度
モノクロ:45枚/分
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「DocuPrint 4400 d」は「DocuPrint 3500 d」の印刷速度をさらに向上させたモデルです。45枚/分のモノクロ印刷ができます。印刷速度によって業務効率は大きく変わりますので、資料作成が多い現場であればこちらのモデルをおすすめします。
LBP5910F
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型番LBP5910F
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メーカー価格※メーカーが提示している価格です398,000円~(税別)
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印刷速度
カラー:30枚/分
モノクロ:32枚/分
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キヤノン(CANON)からは、まず「LBP5910F」をご紹介します。印刷速度はカラー30枚/分、モノクロ32枚/分と印刷枚数がそれほど多くない現場向けのモデルです。一方で、スリープ状態からの復帰が早く、断続的に使用するような環境に適したモデルといえます。
LBP321
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型番LBP321
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メーカー価格※メーカーが提示している価格です64,800円~(税別)
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印刷速度
モノクロ:43枚/分
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「LBP321」はモノクロ印刷のみ対応のモデルです。43枚/分と高速での印刷が可能で、さらに本体価格も安いことから基幹業務などの出力用プリンターとして人気です。
LBP4510
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型番LBP4510
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メーカー価格※メーカーが提示している価格です448,000円~(税別)
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印刷速度
モノクロ:45枚/分
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「LBP4510」はキヤノン(CANON)のモノクロ印刷対応モデルです。印刷速度は45枚/分となっています。少々本体サイズが大きいモデルですが、A3印刷に対応している点が魅力です。
HL-4570CDW
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型番HL-4570CDW
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メーカー価格※メーカーが提示している価格ですオープン価格
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印刷速度
カラー:28枚/分
モノクロ:28枚/分
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ブラザー(BROTHER)からは「HL-4570CDW」をご紹介します。印刷速度はカラー・モノクロともに28枚/分となっています。決して高速のモデルではありませんが、コストの低さやスタイリッシュなブラックのカラーが魅力です。
P 6030
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型番P 6030
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メーカー価格※メーカーが提示している価格です148,000円~(税別)
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印刷速度
モノクロ:39枚/分
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「P 6030」はリコー(RICOH)のモノクロプリンターです。印刷速度は39枚/分、A3対応モデルとなっています。コンパクトな本体サイズの一方、自動両面印刷機能を標準搭載しており、業務効率化に貢献します。
P 6020
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型番P 6020
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メーカー価格※メーカーが提示している価格です158,000円~(税別)
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印刷速度
モノクロ:39枚/分
- この機種についてお問い合わせ この機種の詳細をみる
「P 6020」は「P 6030」と同一ラインのモデルです。基本性能は変わりませんが、給紙枚数をアップグレードさせています。
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資料作成など一般的なオフィスの印刷業務であれば、レーザープリンターは大いに活躍してくれるはずです。今回ご紹介した内容を参考に、導入現場に適したモデルを探してみてください。
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