最終更新日:2020/12/23
複合機の廃棄方法は?費用や売り方、注意点についても解説
現在、複合機の導入を検討している方は、複合機の処分方法について具体的にお考えでしょうか。こちらでは、複合機の廃棄方法や費用、売却する場合の方法についてお話します。
複合機はいつか処分しなければならない
「何年も同じ複合機を使って問題はないのでは?」とお考えの方も多いでしょう。しかし基本的に、同じ複合機を何十年も使い続けるのは現実的ではありません。複合機の耐用年数は7年とされています。複合機が古くなればなるほど、不調やトラブルが頻発してしまうでしょう。メンテナンスを続けながら使っていくことはできますが、修理のたびに費用がかさんでしまいます。不調・トラブルのたびに業務を止めてしまうことになるため、大変非効率です。
さらに、メーカーが部品を所有しているのは、原則として生産終了から7年間のみ。そのため、どれだけ長く使いたくてもいずれは修理自体が難しくなります。ユーザーの意思にかかわらず、複合機はいつか処分する前提で運用を続けなければなりません。
複合機の処分方法
複合機の処分方法として以下のようなものが挙げられます。
廃棄
専用の事業者を利用し、産業廃棄物として処理することができます。オフィスで使っていた複合機を処分する場合、パソコンや電話機などほかの電気製品もまとめて処分を依頼するケースも一般的です。なお、複合機は極めて大きいことから、粗大ごみとして自治体に処理を依頼することはできません。
引き取り
メーカーは古い自社製品の引き取りサービスを行っています。通常はメーカーのホームページから依頼可能です。
売却
中古買取業者、中古OA機器取扱業者などに買取を依頼することもできます。費用をかけずに処分できる点が魅力です。
譲渡
複合機を必要としているほかのオフィス、知人などに譲っても問題ありません。ただし、古いモデルの場合、上述したように使い続けることが現実的ではない場合があります。
複合機の廃棄費用は?
専門事業者への廃棄依頼や、メーカーへの引き取り依頼には料金が発生します。
事業者はメーカーによって異なりますが、8,000~25,000円の料金が一般的です※。
また、費用には複合機の重量が影響します。
※当社調べ
複合機を廃棄する前の注意点
複合機を廃棄する前に知っておいていただきたいことや、注意していただきたいことがあります。
データの消去
複合機には、それまでのスキャン情報はFAXの受信情報、ユーザーの使用履歴などさまざまなデータが保存されている場合があります。とりわけオフィスで複合機を使用していた場合、セキュリティの観点からこうしたデータが格納されたまま複合機を廃棄するのはおすすめできません。
基本的に業者やメーカーが複合機のデータを抜き出し、悪用することは考えられませんが、万が一のトラブルを避けるためにユーザー側で消去しておくことが推奨されています。社内の情報だけであればまだしも、他企業とのやりとりや顧客の個人情報まで情報漏えいしてしまった場合は大問題です。マニュアルなどで方法を確認し、初期化やハードディスク情報の消去を行っておきましょう。
悪質な回収業者に注意
民間の業者に依頼する場合、悪質な業者があることも知っておかなければなりません。代表的な手口は法外に高額な料金設定です。相見積もりをとらない依頼主や急いでいる依頼主を狙い、高額な費用を請求しようとしてきます。また、正当に廃棄すると偽り、複合機を不法投棄する業者もあります。基本的に依頼主に非はありませんが、不法投棄されている複合機の所有者だとわかればトラブルに巻き込まれることは避けられません。
処分を依頼する際には、業者の信頼性についてよく確認しておく必要があります。拡声器のアナウンスを流しながら巡回している業者、「無料回収」のチラシを配っている業者などは警戒が必要です。また、近年であればホームページがあるか、ホームページに住所や電話番号が記載されているかどうかも、事業者の実態を探るうえで重要な判断材料となります。
売却が難しい場合も
売却は費用がかからないだけではなく、利益がでる魅力的な廃棄方法です。しかし、複合機の状態・年式によっては、売却が難しい場合があります。極度に古いものや、状態が悪いものは売却できないケースが多いでしょう。業者に確認して買取を断れられる場合は、他の方法で廃棄するしかありません。
お金がかからない方法も?
費用をかけずに複合機を処分したい場合は、オークションサイトなどを利用するのもひとつの方法です。ネットでほしい人を募り、うまく買い手が付けば複合機を手放すことができます。地域限定の物品交換の掲示板などを利用することもできるでしょう。
ただし、こうした方法を選ぶ場合、手続きや運搬・発送は自分たちで行わなければなりません。大型の複合機の場合、特に運搬・発送は大きな負担となります。一般的な乗用車では積載できないため、軽トラックなどを借りる必要があるでしょう。また、業者を利用して発送する場合も費用がかかります。結果的に、廃棄業者などを利用したほうが手軽で安かった……というケースも少なくありません。
複合機の処分は簡単ではない
今回、複合機の処分方法や費用についてご案内していますが、基本的に複合機の処分は簡単ではありません。家庭用のコピー機などよりはるかに大型であること、業務用であることが主な理由です。
複合機を導入する際には、導入コストやメンテナンスのコスト、現場に使用頻度とモデルスペックのマッチングなどが注目されます。一方で、処分する際のコストや手間などまで意識している方は多くありません。上述したように、複合機はいつか使えなくなり、入れ替えが必要になります。導入する際は、その複合機を処分する際はどうするか、ということまで考えておかなければなりません。
リース・レンタルなら廃棄の手間がない
ここまでお話したのは、基本的にユーザー側が複合機の所有権を有している「複合機を購入した場合」の処分方法です。所有権があることから使えなくなった複合機をどうするかは自由ですが、同時に処分する責任や手間が生じています。
購入のほか、複合機のスタンダードな導入方法といえるのがリース・レンタルです。料金を月々で支払っていくため一時的に大きな金銭的負担をかけずに複合機を導入できる方法ですが、処分の際にもメリットがあります。複合機の所有権はリース会社にあるため、契約満了や入れ替えのタイミングでそれまで使っていた複合機が引き取られます。処分方法について、ユーザー側が頭を悩ませる必要はありません。
いかがでしょう。複合機の処分に発生する処分方法と費用についておわかりいただけたのではないでしょうか。複合機のサイズにもよりますが、基本的に処分は簡単ではありません。可能な限りコストを抑えて処分したい場合はオークションや物々交換掲示板などを利用するのもおすすめですが、やはり手間がかかります。
処分する際のことを踏まえても、やはりリースやレンタルで複合機を導入するのがおすすめです。引き取りについてはリース会社に任せられます。複合機の導入を考えている企業様は、コスト面での負担が小さく処分も簡単なリース・レンタルのご利用をご検討ください。
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