最終更新日:2023/09/08
コピー機・複合機のフィニッシャーとは?フィニッシャーの機能と種類
コピーされた紙を取り出し、手でホチキス止めすることは、結構面倒な作業です。それもたくさんの量をこなすとなると、なおさら大変でしょう。
コピー機・複合機には、ホチキス止め(ステイプル)や2穴パンチなどの後加工をする機能が備わっているものがあります。「フィニッシャー」と呼ばれる、後加工装置にはどのような種類があるのでしょうか。今回は、フィニッシャーの種類と機能についてご紹介します。
フィニッシャーとは
フィニッシャーには機械本体の内部に取り付けて使用する「インナーフィニッシャー」と、外付けで取り付ける「サドルフィニッシャー」があります。インナーフィニッシャーは、ステイプル機能のように動作部が小さいものに限られています。
一方、サドルフィニッシャーは動作部が大きいものですが、その分サイズも大きく、設置にはスペースが必要です。また、複雑な作業が可能なため、中~高速機や機能面を重視した装置にオプションとして取り付けられる傾向があります。
フィニッシャーの機能と種類
フィニッシャーには以下のような種類があります。
針ありステイプル
用紙の端に金属針でステイプルする機能です。針を1本使ったコーナーとじだけではなく、2本使った2点とじができるフィニッシャーもあります。2点とじであれば冊子の形態になり、耐久性が高まるため、配布・提供用書類に適しています。フィニッシャーにもよりますが、50~100枚程度のステイプルが可能です。
針なしステイプル
用紙そのものに圧力を加えてとじる方式のステイプルです。重ねてもかさばらず、消耗品が不要なので、コスト削減にもつながります。また、ステイプルしたままシュレッダーに通せるため、書類廃棄も簡単です。しかし、加工可能なとじ枚数は5枚程度のフィニッシャーが多いため、枚数の少ない資料向きの機能です。
パンチ
ファイリングするためのパンチ穴をあける機能です。2穴パンチが一般的ですが、4穴や、なかには米国で使われている3穴をあける製品もあります。パンチ機能は、「パンチャー」「パンチユニット」と呼ばれる場合もあります。
中とじ
中とじとは、2つ折りにした印刷物を開いた状態で、中心の折り線に沿ってステイプルでとじる製本方式です。
用紙枚数は16枚程度ですが、2つ折りの両面印刷で計64ページの冊子が作成可能なフィニッシャーもあります。
社内作成で問題のない程度のマニュアルやパンフレットを作る場合に、大変便利な機能です。
インサーター
中とじした冊子や平とじしたドキュメントに、あらかじめ印刷しておいた表紙を付ける機能です。この機能によって、本体を作ってから手作業で表紙付けする作業を省くことができます。
Z折り(外三つ折り)、C折り(巻き三つ折り)
Z折りとは、Z字のように山折りと谷折りで1回ずつ折った三つ折りのことで、通常は3等分して折ります。
C折りとは、3等分した箇所を両方とも山折りにする三つ折りのことです。A4横をC折りにすると、そのまま封筒に入れることができます。ダイレクトメールや招待状の作成などに使用するフィニッシャーです。
フィニッシャーはこんな方におすすめ!
・資料作成に時間とコストがかかり困っている
・社内会議でよく資料配布をしている
・社内資料は紙で保管することが多い
・お客様によく複数ページの資料やパンフレットを配布している
・封筒で請求書や招待状を送ることが多い
これまで資料作成は人の手を使って準備をしたり、時間や労力、コストがかかっていましたが、フィニッシャーを使うことで、面倒で手間のかかるこれらの資料作成の時間や労力を大きく短縮できるようになりました。
印刷やホチキス留め、穴あけや三つ折りなどの資料作成の一連の流れを、フィニッシャーが自動でやってくれるのは、非常に便利で、効率的です。 特に、社内での資料共有を紙で行う場合や、お客様へ紙の資料を配布したり封書を送付したりする場合にも、フィニッシャーは大きく効果を発揮してくれるでしょう。上記に当てはまる方は、よろしければこの機会にフィニシャーの導入を検討してみてください。
フィニッシャー導入に向けたコピー機の選び方
まず前提として、印刷した用紙をホチキス留めできるよう自動で仕分ける「ソート機能」が付いているコピー機である必要があります。そうでなければ、フィニッシャーを導入しても、意味がありません。
最近はソート機能が標準搭載されているものがほとんどですが、以前は追加オプションであることが多かったため、念のため導入を検討しているコピー機にソート機能が標準搭載されているか確認しておきましょう。
新品のコピー機にオプションでフィニッシャーを付ける
フィニッシャーのような大掛かりなオプションは、コピー機の新規購入時やリーススタート時に合わせて付けるケースが一般的です。
必要な機能と一緒にフィニッシャーとコピー機を選ぶことができるため、一番自由にカスタマイズすることができます。
使用中のコピー機にオプションでフィニッシャーを付ける
今お使いのコピー機に、フィニッシャーのみをオプションとして取り付けるという方法もあります。
しかし、古いモデルのコピー機だと、メーカーに問い合わせてもフィニッシャーの在庫がない場合もあったり、そもそもフィニッシャー単体を購入するのが難しい場合もあったりと、追加導入の際には色々と注意が必要です。
中古でフィニッシャー付きのコピー機を探す
フィニッシャーが搭載されている中古のコピー機を購入するか、中古で対応しているモデルを購入し、新品のフィニッシャーを付けるという方法もあります。しかし、販売店によって取り扱っているモデルが様々なことと、中古のためメーカー保証に対応していない場合もあるため、こちらも導入の際には色々と注意が必要です。
おわりに
フィニッシャーにはさまざまな種類と機能があります。フィニッシャーの導入を検討する場合は、まず現在使用しているコピー機・複合機にどのような機能を持ったフィニッシャーが追加できるかを確認してみてください。使用している機器を変えずに、オプションの追加だけで目的の機能を導入することができるかもしれません。
業務の大幅な効率向上のために、フィニッシャーを上手に活用しましょう。
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