最終更新日:2023/09/05
レーザープリンターのすべて!特徴からトナーの使用期限まで悩み解決
たくさんの資料を作るビジネスマンにとって、レーザープリンターは欠かすことのできないビジネスツールです。
オフィスで触れる機会はよくありますが、レーザープリンターについての情報を詳しく知っている方は意外と少ないでしょう。正しい知識を身に付けていないと性能を活かしきれなかったり、急なトラブルに対応できなかったりする事態も起きかねません。
今回は、レーザープリンターの特徴と使用の際に起こりうるトラブルなどについて詳しく解説していきます。
1.レーザープリンターとは
レーザープリンターとは筒状のドラム(感光体)にレーザーを使って印刷イメージを描き、トナー(色付けをする粉)を噴き付け、ドラムについたトナーを用紙に押し付けて印刷するプリンター(印刷機)のことです。
一方、レーザープリンターと比較されることの多いインクジェットプリンターは、インクカートリッジの粒子化したインクを用紙に噴きつけて印刷するプリンターです。
代表的なプリンターメーカーには、シャープ(SHARP)・キヤノン(CANON)・ブラザー(BROTHER)・エプソン(EPSON)・富士フイルム(旧富士ゼロックス)(Fujifilm)・NEC・リコー(RICOH)などがあります。
1-1.レーザープリンターの特長
レーザープリンターの特長は、印刷速度が速い点です。色の定着性が高いため滲みにくく、普通用紙にカラー印刷ができることもレーザープリンターの長所でしょう。色の定着性の高さは印刷の耐久性にもつながります。
1枚当たりの印刷コストが安いのもレーザープリンターの特長です。インクジェットプリンターに比べると印刷コストは3分の2程度で済みます。トナーの交換頻度も少なく、ひとつのトナーでの印刷可能枚数が約15,000枚というレーザープリンターもあります。
1-2.レーザープリンターおすすめの用途
レーザープリンターはプリントアウトを高速で行えるため、大量の用紙をコピーする際に力を発揮します。
何十枚にもわたる会議資料を印刷する機会のあるビジネスシーン、何ページもの文章を印刷する機会のある学校での大量印刷などにおいて、強力な味方となってくれることでしょう。
2.レーザープリンターの短所とは
レーザープリンターは高速でプリントアウトを行えるため、大量の紙媒体を印刷する際に役立ちますが、いくつかの短所もあります。
この項目では、レーザープリントの短所について解説します。購入を検討されている方は参考にしてみてください。
2-1.解像度が低い
レーザープリンターのメイン業務はブラック一色でのモノクロ印刷でしたが、最近はカラープリントの印刷品質も高くなってきています。それでも繊細な色の再現性はまだ低く、高画質でのイラスト・写真印刷はむずかしいでしょう。
2-2.本体のサイズが大きい
内部構造が複雑なレーザープリンターは、製品本体の重量とサイズが大きくなりがちです。さらに、コピー、FAX、スキャン、プリンターなどの複合機になると、より一層サイズが大きくなってしまいます。スペースの取れる会社・企業などでは大きな問題になりませんが、家庭で使用する場合は機種によって十分な検討が必要です。
2-3.消費電力量が多い
待機状態では、それほど電力を消費しませんが、運転中はエアコンと同じくらいの電力を必要とします。使用頻度によっては、高額な電気代がかかる可能性があることを考慮しましょう。
2-4.消耗品の価格が高額
トナーや感光体などレーザープリンターの純正消耗品は販売価格が高く、取り換えやメンテナンスの費用が高額になりやすいというデメリットがあります。また、本体価格も高額なものが多いため、初期費用・ランニングコストはそれなりにかかってしまいます。
3.レーザープリンターのトラブルシューティング
レーザープリンターは高機能で便利なビジネスツールですが、使用に際してトラブルが起こることも十分に考えられます。あらかじめ知識を身に付けて、対処できるようにしておきましょう。
3-1.トナーカートリッジの使用期限は?
使用期限はおおよそ1年といわれています。保管状況にもよりますが、2~3年経過しても問題なく使用できる場合もあるようです。
適度にプリンターを使用することで、トナーを長持ちさせることができるため、1週間に1度はプリンターを稼働させるようにしましょう。
3-2.トナーはどれでもいいの?
トナーには対応機種があります。製造メーカー・製品の型番で対応するトナーが違うのです。なかには、商品名や見た目がよく似ているものもあるため、購入の際は対応するトナーかどうかしっかりと確認しましょう。
対応していないトナーを使用すると故障の原因にもなりかねません。また、1度開封してしまったトナーを返品するのはむずかしいため、トナー選びは慎重に行いましょう。
3-3.ブレーカーが落ちない?
レーザープリンターの消費電力はエアコンに匹敵します。企業・会社など、大量の電力消費にも対応できる設備が整っている場合はさほど問題ありません。ただし、レーザープリンターを家庭用として使用する場合は、大型のコンピューターやエアコンなど、電力消費の激しい電化製品と同時に使用することは避けましょう。
ブレーカーが落ちてしまうと、印刷が中断されたり紙が詰まってしまったりするだけではなく故障の原因になることもあります。
3-4.文字ムラや印字ムラが起きたらどうすればいい?
印刷に文字ムラ・印字ムラが起こった場合に考えられる原因は主に5つあります。対処法とあわせて解説します。
3-4-1.トナー粉の不足または偏り
文字ムラ・印字ムラの原因でもっとも多いのは、トナーカートリッジ内のトナー粉の不足・偏りです。不足の場合には、トナーカートリッジの買い替えが必要となります。
トナー粉の偏りが原因と考えられる場合は、トナーカートリッジを取り出して、優しく振ってみましょう。偏りが解消されれば、問題なく使えるようになります。
純正品の代わりに非純正メーカーが作る「互換インクトナー」や、純正インクの使用済みカートリッジを洗浄しインクを補充した「リサイクルインクトナー」を購入すれば価格を抑えることができます。
※メーカーによってはリサイクルのための消耗品回収を行っており、トナーカートリッジをオフィスまで取りにきてくれます
3-4-2.トナーカートリッジの損傷または劣化
トナー粉の量が十分にもかかわらずムラが出てしまっている場合は、トナーカートリッジが損傷・劣化している可能性があります。トナーカートリッジを取り替えて対処しましょう。
3-4-3.ドラムユニットの劣化・汚れ
トナーカートリッジに何も問題がなさそうな場合は、ドラムユニットの劣化・汚れによる文字ムラ・印字ムラの可能性が考えられます。
汚れがある場合は、トナーカートリッジ・ドラムユニットを取り外し、やわらかく清潔なタオルや綿棒に中性洗剤を含ませ拭き取ってください。
3-4-4.用紙の不良
コピー用紙が湿気を吸収してしまい、文字ムラ・印字ムラができてしまうことがあります。未開封の新しいコピー用紙と取り替えてみましょう。
3-4-5.転写ロールの不良
トナー・ドラム・用紙に問題が見られなかった場合は、プリンターの転写ロールの不良、もしくはレーザー光レンズの汚れなどが原因かもしれません。専門のメンテナンス業者に修理を依頼しましょう。
転写ロールやレーザー光レンズはデリケートな部品です。自分でなんとかしようとして、かえって事態が悪化する可能性もあります。取り扱いには十分注意しましょう。
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4.購入する前に「コピホーダイ」でお試しレンタル&リースがおすすめ!
レーザープリンターは、大量の資料や文章を高速で印刷する際に大変便利な電化製品です。しかし、いざ購入して使ってみたら思わぬトラブルが起きてしまうことも考えられます。
トラブルに対処しきれず、そのまま使わなくなってしまっては宝の持ち腐れです。
そんな時は、「コピホーダイ」でレーザープリンターをレンタル・リースするのがおすすめです。実際に導入する前に少ない費用でレーザープリンターのお試しをすることができます。
もしも、トラブルが起きてもサポート部門の専門家がスピーディに対応してくれるため安心です。まずは、無料見積りで費用がいくらかかるか計算してみましょう。
「レーザープリンターの特徴を知って、上手に利用しよう!」
いかがでしたか。レーザープリンターを上手に活用すれば、印刷枚数が大量になっても高速で印刷することが可能です。レーザープリンターは、ビジネスをスピーディに効率よく進めるのに役立ちます。
けっして安価な価格帯ではありませんが、導入する価値のあるビジネスツールです。レンタルやリースで導入すれば、費用を抑えることもできます。
レーザープリンターの特徴をしっかりと理解して、上手に活用しましょう。
まとめ
レーザープリンターのすべて!特徴からトナーの使用期限まで悩み解決
- レーザープリンターは印刷スピードが速く、大量の用紙をすばやく印刷することができる
- 画像の解像度はインクジェットプリンターの方が高い
- 文字ムラ・印字ムラの原因はいくつかあり、それぞれに対処法が異なる
- 購入の前にレンタルやリースでお試しするのがおすすめ
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