最終更新日:2020/01/20
コピー機・複合機で印刷すると黒い線が入る?原因と対策のご紹介
※故障や利用方法などのサポートは、当社でコピー機をご契約いただいているお客様が対象です。
コピー機・複合機にはトラブルがつきもの。なかでも一般的なトラブルといえるのが、印刷物に入る黒い線です。頻繁にコピー機・複合機を使用する現場では、とりわけこのトラブルが多く発生します。それだけに、原因の究明方法と対策を知っておくとよいでしょう。こちらでは、印刷物に黒い線が入った場合の原因究明方法、問題箇所別の対処法についてご案内します。コピー機・複合機をオフィスに導入している方、頻発する黒い線のトラブルに困っている方は、ぜひ参考にしてください。
まずは問題箇所の切り分けを
印刷物に黒い線が見られた場合、まずはどこに問題が起きているのか明確にしましょう。問題箇所によっては、発覚した時点で業者にサポートを依頼するしかないケースもあります。実際に黒い線のトラブルが起きた際に確認していただきたいポイントを以下にご紹介します。
鏡面コピー・スキャンの確認
鏡面コピーで印刷物を出力して黒い線が出ていないか確認してください。また、スキャンしたデータに黒い線が入っていないか確認しましょう。どちらも、コピー機・複合機のガラス面で原稿を読み取る機能です。つまり、鏡面コピーやスキャンで黒い線が入る場合は、ガラス面が汚れている可能性があります。
ADFを使用して確認
ADF(自動原稿送り装置)を使用したコピーでも印刷物に黒い線が入っていないか確認しましょう。鏡面コピー・スキャン用のガラス面と、ADFの原稿読み取り面は分離しています。ADFによるコピーで黒い線が入る場合、大型ガラス面横の細長いガラス面に汚れが付着している可能性があります。セロハンテープやのりなど、粘着物も付着しやすい箇所です。
プリントアウト・FAXで確認
パソコンから印刷データを送るプリントアウト、FAXなどの原稿がない印刷で黒い線が出ていないか確認しましょう。原稿の読み取りを伴わないこうした印刷で黒い線が入る場合、内部の部品に劣化や汚れ、故障が生じている可能性が考えられます。
問題箇所別の対処法
問題箇所が明らかになったあとは、トラブル解消に向けて対処を行います。上述したとおりコピー機・複合機は精密機器のため、対処の際も注意が必要です。問題箇所によってはユーザー側で無理に手を加えない方がよい場合もあります。問題箇所別の一般的な対処法と注意点をご紹介しましょう。
鏡面の清掃
鏡面ガラスの汚れにより黒い線が出ている場合は、鏡面の清掃を行います。電源が入ったままだと感電のおそれがあるため、まずは必ず電源を切りましょう。メガネ拭きのような柔らかい布にアルコール洗浄液などを揮発性の高い液体を含ませ、ガラス面をまんべんなく拭いてください。ただし、ガラス面の隙間からアルコールが機器の内部に侵入すると故障する可能性があるため注意が必要です。必ずガラス面だけを清掃するように意識しましょう。その後は、乾いた布で乾拭きを行ってください。
ADF読み取り部の清掃
ADF読み取り部の細長いガラス面は、大型のガラス面と同じように清掃ができます。こちらも、隙間にアルコールを侵入させないように注意しながら清掃を行ってください。上述したように、セロハンテープやのりなどの付着物が残りやすい場所ですが、指で触ってみると凹凸が確認できます。付着物が見つかった場合は、除去できるまで丁寧に清掃をしてください。
内部部品の清掃
多くのモデルはユーザー自身で内部部品の清掃ができる設計になっています。フロントパネルを外し、さらにトナーボックスを取り外すと各色を清掃できる穴が露出するため、製品に付属している清掃棒を差し込み、2、3回出し入れして清掃を行ってください。具体的な清掃方法は機器によって異なるため、マニュアルの確認が必要です。
コピー機・複合機のクリーニング機能を利用
ほとんどの機種にはクリーニング機能が搭載されています。問題箇所に関わらず、こうしたクリーニング機能は一度実施しておきましょう。通常は、機器のタッチパネルやPCのプリンタードライバーから実施できます。
改善されない場合はメンテナンスサービスを依頼
上述した方法を試しても改善されない場合は、残念ながらユーザーでは手を加えることができない内部パーツに異常が発生している可能性があります。無理に分解などをすると本格的に故障してしまうケースもあるため、控えましょう。速やかに専門業者のメンテナンスサービスを利用するようおすすめします。
なお、メンテナンスの担当者もまずは黒い線の原因究明から対処を始めます。実際に黒い線が出た印刷物があると原因究明につながり、対応がスムーズです。どのようなことをしたときに黒い線が出たか、といった情報もあるとスピーディーなトラブル解消につながります。
コピー機・複合機はデリケートな機器
長期間の運用を想定してコピー機・複合機を導入するケースが多くある中で、予定している期間、コピー機・複合機が何の異常もなく稼働してくれるとは限りません。各メーカーが耐久性の向上を意識して製品開発を続けていますが、コピー機・複合機がとてもデリケートな精密機器であることは変わらない事実なのです。
利用できなくなるほどの故障に至るケースはほとんどないとしても、長期間コピー機・複合機を運用していると多かれ少なかれトラブルに遭うこともあるでしょう。頻繁に製品を使用する印刷頻度が多い現場であれば、そうしたトラブルに遭遇する確率も高くなります。都度、利用者の方が自身で対応するか、業者によるサポートが必要になるでしょう。
コピー機・複合機のトラブルのなかでも印刷物に入る黒い線は最も一般的なもののひとつです。業者にサポートを依頼すると改善されますが、頻発するのであれば、利用している方も対処法を覚えておくことをおすすめします。内部パーツの故障によって起きているケースを除き、多くの場合はユーザー側での対処が可能です。
トラブルに備え対応力が強いサポートサービスを利用することが重要
コピー機・複合機に起こるトラブルにはユーザー側で対処できないものもたくさんあります。黒い線のトラブルも、問題箇所によってはユーザー側での対応が困難です。コピー機・複合機を長期間運用していくなかでは、メンテナンスサポートを利用する機会は少なくないでしょう。
オフィスに導入しているコピー機・複合機にトラブルが起きると、業務に影響が出ることも考えられます。業務上の支障を最小限にするためにも、迅速、かつ確実なサポートを実施してくれる業者とサポート契約を結ぶことが大切です。
リースでコピー機・複合機を導入する場合、リース契約とは別に保守契約を結びます。この際、サポート料金の安さだけではなく、サービスクオリティにも注目して選びましょう。対応のスピードに影響してくるため、サービス拠点の多さやオフィスからの距離についても確認しておくことをおすすめします。
まとめ
印刷物に入る黒い線のトラブルに備えて、今回ご紹介したような対処法を覚えておきましょう。問題箇所が特定できない場合や、ユーザー側の対処で改善が見られない場合は、お気軽に業者のサポートサービスを利用してください。また、黒い線をはじめとしたトラブルをスピーディーに解決するためには、導入の段階で信頼できるメンテナンス業者と契約を結ぶことも重要です。くれぐれもサービス料金の安さだけに注目せず、サービスクオリティの高い業者を利用しましょう。
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